他を思う
前回の柄に隠されたモチーフ、それは実は「折り鶴」です。
下の図のように、折り鶴を折った紙を再度開いてその折線をトレースしたものに陰影を入れました。
今回の展示会のテーマは「Altruism」
「利他主義」という意味ですが、コロナ禍において自己を優先するのではなく、相手を思いやるこころを大切にしたいという思いからこの柄に辿り着きました。
千羽鶴はたくさんの人の思いが込められて作られるものですが、エンブロイダリーレースの柄も最大約千本の針を動かして、工場の方が大切に作っているところとも結びつきました。
人を思う気持ちが地球を思う気持ちに繋がって・・・
みんなの思いが鶴となって世界へ羽ばたいてくれたら幸いです。